DHA の構造、機能、代謝:
健康促進作用をもつ魚介類の脂質
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概要: DHA とは
ドコサヘキサエン酸 docosahexaenoic acid, DHA は、図のような構造 (Public domain) をもつ不飽和脂肪酸 unsaturated fatty acid である (参考: 脂肪酸の概要と目次)。
DHA は生体膜の重要な成分である。血液脳関門 を通過することができるため、脳に多く含まれる。
以下のようなページと関連が深い。
- オメガ 3 脂肪酸 のページでは、DHA, EPA などを一緒に扱った食品科学的な寧葉をまとめている。
- 魚の摂取量と健康に関する研究のまとめ
- メチル水銀
DHA の生理機能
DHA は広範な生理機能をもっており、多くは健康の促進につながるものであるため、注目されている脂肪酸である。
- 抗がん活性
- 神経発生の促進
- 抗炎症作用
- 代謝制御
- 筋肉の修復作用
などが知られている。
References
Karimian-Khosroshahi et al. 2016a. Effect of different cooking methods on minerals, vitamins, and nutritional quality indices of rainbow trout (Oncorhynchus mykiss). Int J Food Prop 19, 2471–2480.
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