麺類
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このページの最終更新日: 2023/01/19- 概要: 麺類とは
- さまざまな麺類 (汁あり)
- つけ麺
- フォー (ベトナム料理)
- さまざまな麺類 (汁なし)
- Drunken noodle (タイ料理)
- バーミチェリ vermichelli
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概要: 麺類とは
さまざまな麺類 (汁あり)
つけ麺
麺をつゆにつけて食べるタイプの麺。ざるそばも厳密に言えばつけ麺の一種かもしれないが、一般には麺とスープが別々に提供されるものを言う。スープは味が濃く、麺は太麺である場合が多い。
麺は、茹でた後に冷やしてコシを出すのが一般的であり、普通のつけ麺では麺が冷たい。歯応えは良いが、食べているうちにスープが冷たくなるという欠点もある。温かい麺のつけ麺は「熱盛り」と呼ばれる。
写真は六厘舎のつけ麺 (Public domain)。

フォー (ベトナム料理)
米の粉でできた麺。ベトナム北部の料理であるが、中国にも同じような米粉の麺が存在する。比較的歴史の浅い料理で、成立したのは 20 世紀初頭らしい。
アメリカでは、ベトナムをはじめアジア系移民が経営するベトナム料理店が多数あり、フォーは一般的なメニュー。ミント、もやし、パクチー、ドクダミなどを乗せて食べる。タンパク質は多くの種類の中から選ぶことができ、牛肉の薄切りやミートボールのほか、テンドン (tendon, 腱の部分) など珍しいものもある。

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さまざまな麺類 (汁なし)
Drunken noodle
タイ料理で、タイ語では pad kee mao などと呼ばれる。Drunken noodle というのは、この英語訳らしい。日本語では何というのかわからない。
名前の由来は複数あるが、酔っ払って帰ってきた人にさっと作ってあげるヌードルというのが私にはそれっぽい。
普通は、幅の広い米粉の麺で、醤油ベースの味。肉と野菜とともに炒めるタイプのヌードルだ。

バーミチェリ vermichelli
ググるとイタリア料理のヴェルミチェッリ vermicelli が出てきてしまう。これは少し紛らわしいところで、語源は同じらしい。麺の形状が似ていることから、東南アジアの人々がイタリア語を使ってこの料理を読んだという歴史があるようだ。
東南アジアバージョンのバーミチェリ (バーミセリとも書く) は、写真 (Public domain) のような米の麺のこと。アメリカのレストランでは、普通はこの麺に肉、きゅうり、各種ハーブなどをトッピングした汁なし麺をバーミチェリと呼ぶことが多い。普通は冷たい麺だが、麺自体はほのかに温かいことも。

写真の左上にあるソースがポイント。魚醤の香りがして甘みのあるビネガー系のソースで、病みつき度が高い。
References
- By Tomwsulcer - Own work, CC0, Link
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