DNAのリン酸基を標的とした血液の染色 ギムザ染色: 原理、方法など

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このページの最終更新日: 2024/02/14

  1. 概要: ギムザ染色とは

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概要: ギムザ染色とは

ギムザ染色 Giemsa staining とは、DNA のリン酸基を染色する実験法である。マラリア研究の先駆者 グスタフ・フォン・ギムザ Gustav von Giemsa によって開発された方法であるため、このように呼ばれる。

開発の経緯から 血液 標本の染色法と説明されることもあるが、標的は DNA であるため、他の組織標本や培養細胞などの染色にも使われている。

ギムザ染色液は、メチレンブルー、エオシンおよびアズール B の混合物である。

図 (Public domain) は、シャーガス病の病原体・トリパノゾーマのギムザ染色像。

トリパノゾーマのギムザ染色像
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