シトクロムP450: 解毒やステロイドホルモン合成を行う酵素

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3-16-2017 updated

  1. 概要: シトクロム P450 とは
  2. P450 とステロイドホルモン合成

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概要: シトクロム P450 とは

シトクロム P450 (Cytochrome P450; CYP) は、小胞体およびミトコンドリアに存在する酸化還元酵素のファミリーである。多様な基質を酸化するため、その機能も多岐にわたるが、有名な機能としては以下のものが知られている。

異物代謝 (解毒作用)

肝臓で脂溶性の異物を酸化し、水溶性にすることで排出しやすくする。


ステロイド代謝

コレステロール から性ホルモンを作るなど。


なお 450 は p21 や p53 のような分子量ではなく、450 nm に吸収極大があることを意味する。


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P450 とステロイドホルモン合成

副腎のステロイドホルモンは コレステロール から生合成される。P450 は、その最初の反応である炭化水素基の除去を触媒する (図、ref 1)。

この反応を触媒するのは遺伝子 CYP11A1 にコードされる P450 であり、とくに cholesterol side chain cleavage enzyme (P450scc) と呼ばれる (2)。

その結果生じる プレグネノロン pregnenolone は、コルチゾル、アルドステロンなど多くのホルモンの前駆体である。



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References

  1. By Calvero - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
  2. Amazon link: ハーパー生化学 30版.

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