タンパク質濃度測定法: 280 nm 法

experiments/protein/concentration_280
3-8-2017 updated


  1. 概要: 280 nm 法とは

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概要: 280 nm 法とは

以下の 3 種類の芳香族アミノ酸 aromatic amino acids は,280 nm の紫外光をよく吸収する (2)。この吸光度からタンパク質濃度を見積もるのが 280 nm 法である。

トリプトファン
チロシン
フェニルアラニン

ただし,フェニルアラニンの吸光のピークは 260 nm にあり,Molecular Cloning では,トリプトファンとチロシンしか言及されていない (1)。


280 nm 法には,以下のような特徴がある (2)。

  • 他のタンパク質濃度測定法に比べ,圧倒的に簡単である。
  • タンパク質の種類によって芳香族アミノ酸の含量が異なるので,タンパク質によって吸光度が異なる
  • 他の方法とは異なり,タンパク質の回収が可能である。
  • 検出感度が低い。
  • 280 nm 付近に吸収をもつ物質 (DNA など) が混入すると,定量が阻害される。

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References

  1. Amazon link: Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Fourth Edition Cold Spring Harbor Laboratory Press.
  2. 分光倶楽部 基礎講座 タンパク質の定量. Link.