デビットソン Davidson - ハートマン Hartmann 固定液:
組成、作り方など

UBC/reagents/d/dmso

このページの最終更新日: 2020/06/11

  1. 概要: Davidson/Hartmann 固定液とは
  2. Davidson/Hartmann 固定液の特徴

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概要: Davidson/Hartmann 固定液とは

Davidson/Hartmann 固定液とは、パラホルムアルデヒド 水溶液であるホルマリンをベースにした組織固定液である。

英国の William McKay Davidson の名を関してデビットソン固定液 Davidson's fixative と呼ばれるが、アメリカでは William Hartmann の名でハートマン固定液 Hartmann fixative と呼ばれる。

組成は以下の通り (1)。ただし、細かい組成は文献によって異なるので注意。

  • 10% 緩衝ホルマリン 22.2 mL
  • エタノール 32 mL
  • 氷酢酸 11.1 mL
  • 蒸留水で 100 mL にする。

液を調製したあと、室温で 2 - 3 ヶ月保存することが可能らしい (2)。


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Davidson/Hartmann 固定液の特徴

一般に眼球、睾丸、および血液細胞の固定に使われる。また、自己融解の早い魚類や海洋無脊椎動物の固定に適している。

酢酸が入っているのは、Bouin 液と同様のアイディアであり、タンパク質を酸によって変性させることで、組織の変化を遅らせるためである。酢酸によって脱灰が同時にできるというメリットもある (2)。

Bouin および Davidson で固定すると、核の中にある染色質が濃縮するように見え、核のコントラストが強くなるらしい (2)。アーティファクトであるが、核の無構造化などを特徴とするウイルス病を調べる際などに、とくに結果が見やすくなる。


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References

  1. 株式会社 協同病理 各種固定法. Link: Last access 2020/04/20.
  2. 三輪 2000a. ホルマリンだけでは固定されない. Link: Last access 2020/04/20.

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