コーヒー: 分類、製法など

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このページの最終更新日: 2024/07/13

  1. 概要: コーヒーとは
  2. コーヒーと健康
  3. 抽出残渣の利用法
  4. ペットボトルのコーヒーはいつから売られている?

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概要: コーヒーとは

飲料としてのコーヒー coffee は、一般にコーヒーの木の種子を焙煎して挽いた粉末から、水または湯で成分を抽出した液体のことをいう (画像は Public domain)。

ホットコーヒー

コーヒーは とともに代表的な非アルコール性の嗜好性飲料であり、世界各国で愛飲されている。

コーヒーと健康

コーヒーと健康に関する情報をあつめていく。

> 習慣的コーヒー摂取と全死亡・主要死因の関連についての大規模調査 (2)。

  • このページ に日本語の解説がある。
  • 欧米を中心としたメタアナリシスは既にあり、男女ともコーヒー摂取による緩やかな死亡リスクの減少が報告されている。
  • アジア人を対象とした研究はほとんどない。
  • コーヒーをほとんど飲まない、1 日 1 杯未満、1-2 杯、3-4 杯、5 杯以上にわけて調査。3-4 杯まで、コーヒー摂取量が増えるにつれ死亡リスク低下。
  • がん 死亡のリスクには有意な影響がみられず、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患のリスクが低下。
  • クロロゲン酸の血糖値低下、血圧調整・抗炎症作用や、カフェインの血管内皮機能改善効果・気管拡張作用などが考えられる要因として挙げられている。
  • 「杯」は、元の論文では cup と記載されているが、サイズがわからない。小さいコーヒーカップなのか、マグカップなのか。
  • また、1 日 5 杯以上で死亡リスクが増えるとともにばらつきも大きくなっているが、これはコーヒーのせいなのか。それとも、ストレスが大きく、コーヒーをたくさん飲むような被験者グループが含まれていたということなのか。

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抽出残渣の利用法

> 長期では土壌改良に有効とする UCC と近畿大学の共同研究 (1)。

  • 2 年間にわたって、10 kg/m2 のコーヒー残渣散布の影響を調査。
  • 初年度の夏作では、作物の成長は抑制された。第二作期 (約 12 ヶ月後) には、逆に成長が促進した。
  • 16 kg/m2 の散布で雑草の生育を抑制したが、この効果は半年ほど。
  • 土壌の炭素、窒素含有量が増加、C/N 比が低下。

ペットボトルのコーヒーはいつから売られている?

コンビニやスーパーで売られているコーヒーといえば、昔は缶に入っているのが当然だった。小さい缶が多くて割高だったので、まず買うことはなかったように記憶している。

昔は、ペットボトルのホットドリンクというのもあまり一般的ではなかった。なんとなく、コーヒーの成分がペットボトルには合わなくて、ホットだとさらに都合が悪いので、ペットボトル入りのコーヒーというのは難しいのだろうと思っていた。

実は全くそんなことはなくて、ペットボトル入りのコーヒーは昔からあったが、「醤油のようだ」と言われてあまり売れなかった過去があるらしい (3)。この状況を変えたのが、サントリーから 2017 年に発売されたクラフトボス。

ペットボトル入りのホットコーヒーとホイップあんぱん

クラフトボスのヒットを皮切りに、缶コーヒーが逆に古臭いイメージになり、他者からもペットボトルコーヒーが続々と発売されている。


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References

  1. Yamane et al. 2013a. Field evaluation of coffee grounds application for crop growth enhancement, weed control, and soil improvement. Plant Prod Sci 17, 93-102.
  2. Saito et al. 2015a. Association of coffee intake with total and cause-specific mortality in a Japanese population: the Japan Public Health Center-based Prospective Study. Am J Clin Nutri 101, 1029-1037.
  3. なぜコーヒーは缶からペットボトルに変わったか. Link: Last access 2024/02/19.

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