細胞核: Nucleus

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3-16-2017 updated

  1. 概要: 細胞核とは

概要: 細胞核とは

細胞核は,染色体構造をもつ DNA を格納する構造であると定義されている (1,2)。1831 年に Brown により発見された。ミトコンドリアや葉緑体も DNA を含むが,「染色体構造をもつ」という部分で核と区別される。英語では nucleus, 複数形は nuclei である。

核には以下のような特徴がある。

  • 核内で DNA から tRNA, mRNA, rRNA などの RNA が転写される。核は,RNA の転写およびタンパク質の生合成を通じて細胞の活動を制御するコントロールセンターである。
  • 核は脂質二重膜である 核膜 nuclear envelope に囲まれている。
  • 核は 核質 nucleoplasm に満たされている。ここには染色体,核小体 および核液が含まれる。

神経科学分野では,神経細胞が集中した部位を核 nucleus という。


細胞あたりの核の数

原核生物 prokaryotes では,核は存在しない。哺乳類の赤血球には核がないが,魚類などの赤血球は有核である。

筋細胞は複数の細胞が融合して作った多核細胞である。


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References

  1. Hine (2015). Oxford Dictionary of Biology.
  2. 岩波 理化学辞典 第5版: 使っているのは 4 版ですが 5 版を紹介しています。

参考書