Google からの著作権侵害のお知らせとその対処
- Google からの著作権侵害のお知らせとその対処
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Google からの著作権侵害のお知らせとその対処
2019/2/16
ブログのページの一つが著作権を侵害しているため、Google 検索から除かれたという通知を受け取った。そのページを見てみると、リツイートが一つだけしかなく、著作権侵害はしていなそうだったので、Counter Notification すなわち異議申し立てをファイルすることにした。
Google からの通知は以下のようなもの。つまり、誰かが著作権侵害の申し立てを私のブログに対して行ったということで、このあとに該当ページの URL が書かれている。さらに、著作権侵害として申し立てられた内容は、サードパーティーの Lumen というサイトでみることができると書いてあった。
なお、著作権侵害は英語では infringe という単語を使うようだ。その前の allegedly は「真偽のほどはわからないが、申し立てによると」というような意味。つまり Google が侵害を認めたわけではなく、誰かの申し立てに基づいた通知であるという意味になる。
Lumen のサイトを見てみると、ブログの URL の他に Description としてある本の情報 (タイトル、著者など) が書かれていた。さらに Original URL としてその本の Amazon のページが。
どうやら、この本の内容について著作権を侵害しているという申し立てのようだ。
ブログの当該ページにはたくさん scam コメントがついているが、その中にもこの本に関係したものは見つからなかったので、メールの中にあるリンクから DMCA Counter Notification を出した。
Counter Notice には、実名、住所、電話番号などを記入する欄がある。提出すると、Google Team から受領のお知らせが届いた。次の連絡が来たらまた更新する。
2019/2/18
Google 検索とアドセンスは連携しているようで、Google Adsence からも Policy Violation の知らせがきた。アドセンスのページで確認してみると、予想通り DMCA の申し立てに基づいた措置だった。
悪質な違反だとアカウント単位またはサイト単位で広告配信が停止されるようだが、今回は当該ページのみ広告配信停止ということらしい。
違反の種類によっては、ページを修正後に再審査をリクエストすることができる。しかし、DMCA による著作権侵害の場合はアドセンスに再審査をリクエストするのではなく、すでにファイルした DMCA の Counter Notification しか行うことができないようだ。全く迷惑な話である。
とりあえず、ブログの当該ページを非公開にし、コメント欄の設定を厳しく変更。画像認証を入れることにした。スパムの書き込みが減ることを祈る。
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2019/2/20
DMCA から、Counter Notice の内容についてレビューしようとしたが、URL が見つからないという連絡がくる。ブログのページを非公開にしていたので見つからないのは当然。公開にしたまま、いつ来るかわからない連絡を待ち続けるのは嫌なので、仕方ない対処だろう。
少なくとも数日でレビューしてくれそうなことがわかったので、問題のページを再公開し、メールに返信するとともに Counter Notice を新たにファイル。
2019/2/22
Counter Notice が重複しているというメッセージ。これは上記の事情から仕方ない。URL を非公開にしたまま再審査を受けられるような、もう少し安心できるシステムを構築してほしいところ。
著作権違反を申し立てた会社に Counter Notice を届け、10 日の間にリアクションがない場合は、検索にページを含めますという Google からの知らせ。
FC2 blog で当該ページのコメントを削除。やたらと多くのスパムコメントがついており、100 件ずつしか削除できないのでちょっと不便だった。
2019/3/8
Pursuant to the counter notification you sent us, we have reinstated the following URLs: というメッセージが届き、ページが復活した。
サイトの総合スコアのようなものがあるのかどうか、あるとした場合に著作権違反がそれに影響するのかはわからないが、Google 検索の除外リストに自分のサイトのページが含まれているのは気分がよくない。
Google の対応は早くてしっかりしているので、身に覚えがない場合は counter notification をファイルしても時間は無駄にならないだろうというのが、一連の作業を通しての印象である。
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