脂肪の吸収を助けるコレステロール誘導体 胆汁酸:
機能、代謝、組成など

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このページの最終更新日: 2024/02/14

  1. 概要: 胆汁酸とは

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概要: 胆汁酸とは

胆汁酸 bile acid とは、胆汁に含まれるステロイド誘導体で、コラン酸骨格をもつ化合物の総称である。消化管内でミセルの形成を促進し、脂肪 の吸収を助ける機能がある。

一般に肝臓でコレステロール cholesterol から生合成されるものを 一次胆汁酸、それが腸管内で腸内細菌によって代謝されて生じたものを 二次胆汁酸 という。

図 (1) は、ヒトの一次胆汁酸としてもっとも多いコール酸 cholic acid の構造である。



胆汁酸は、核内受容体 である farnesoid X receptor (FXR) に結合する。


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