概要: シムとは

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6-13-2017 updated

  1. 概要: シムとは

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概要: シムとは

核磁気共鳴 NMR とは、外部磁場の中にある磁性核 magnetic nucleus が、固有の周波数の電磁波と相互作用する現象である。この外部磁場は、液体窒素や液体ヘリウムにより冷却した超伝導磁石で作られている。そのため、磁場は完全に均一ではない。シム shim とは、小さなコイルなどを使って磁場を均一性を高める作業のことをいう。


Shim と lock の関係

磁場の均一性を判断する指標として、通常はロック lock 信号が使われる。磁場が均一になるほど、ロック信号のラーモア周波数の幅が小さくなり、その積算であるシグナル強度が強くなる。したがって、シグナルが強くなる方向にシムコイルの電流を調整すれば、磁場は均一になっていく。


Shim coil

通常の NMR は、複数 (8 個以上) の shim coil をもつ。


Bad shim の影響: シムができていないと何が起こるか


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References

  1. de Graaf 2007a (Book). In vivo NMR spectroscopy 2nd ed. John Wiley & Sons, Ltd. 参考書のページ, Amazon link.
  2. Kemp 1986a (1986) 化学・生化学・薬学・医学のためのやさしい最新の NMR 入門. 参考書のページ, Amazon link.

実験書のページ に、その他の NMR 関係の本のレビューがあります。