唐辛子の辛味成分 カプサイシン: 構造、作用機序など

UBC/reagents/c/capsaicin

このページの最終更新日: 2024/02/14

  1. 概要: カプサイシンとは

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概要: カプサイシンとは

カプサイシン capsaicin は以下のような構造 (図、Public domain) をもつ物質で、トウガラシ の辛味成分として有名である。トウガラシ属の学名 Capsicum から命名された。

カプサイシンの構造

構造的には、以下の構造・バニリル基 vanillyl group (Ref. 1) をもつので、バニロイド vanilloid というグループに分類される。アルカロイド alkaloid でもあるが、これは「窒素原子を含み、基本的に塩基性を示す天然化合物の総称」であるため、構造に基づいた分類ではない。

バニリル基

Transient receptor potential cation channel subfamily V member 1 (TrpV1) という受容体に結合する。

References

  1. Jü - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=41468571による

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