人体で最も多いタンパク質 コラーゲン:
構造、サプリの効果など

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このページの最終更新日: 2021/07/08

  1. 概要: コラーゲンとは
  2. コラーゲンの種類

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概要: コラーゲンとは

コラーゲン collagen は皮膚、骨、靭帯などの主成分である繊維状のタンパク質である。以下のような特徴をもっている。

  • アミノ酸 の組成が特徴的である。グリシン が 2 残基おきに出てくる GXY という一次構造をもっており、またコラーゲンに特徴的な修飾アミノ酸である ヒドロキシプロリン を含む。
  • 図 (Ref 1) のような 3 重らせん triple helix 構造をもつ。3 本のペプチドが密に接しているため、側鎖の小さいグリシンが好まれるわけである。

  • コラーゲンには繊維を形成しないものもあり、それを非繊維性コラーゲンと呼ぶ。Triple helix は繊維性のコラーゲンに特徴的な構造である。
  • コラーゲンは生体でもっとも多いタンパク質で、ヒトでは大まかに全タンパク質の 25% を占める。

コラーゲンの種類

コラーゲンには多くの種類が知られている。それらは一般にローマ数字を使って以下のような名前がつけられている。英語では type I collagen のように表記する。

以下はヒトのコラーゲンをもとにした分類である。十以上のコラーゲンが知られているが、とりあえず量的に多いもののみを載せておく。

I 型
type I

脊椎動物で最も多く存在するコラーゲンで、皮膚や骨に大量に含まれる。繊維性であり、さらに type I alpha 1 および type I alpha 2 が存在する。2 本の type I alpha 1 と 1 本の type I alpha 2 で構成される。

分布: Bone, dermis, tendon, ligaments, cornea.

II 型

硝子軟骨や眼球のガラス体の主成分となる繊維状コラーゲンである。

III 型

分布: Skin, vessel wall, reticular fibers of most tissues (e.g., lungs, liver, spleen).

IV 型

基底膜に局在する。

V 型

タイプ I とともに存在することが多い。とくに角膜。


> 筋肉にも結合組織が存在し、I, III および IV 型コラーゲンがその主成分である (2)。

  • 牛肉コラーゲンの加熱溶解性は、加齢とともに減少する。ラットでは変化しなかった。
  • コラーゲン含量は、一定量の筋肉に含まれるヒドロキシプロリン量 (µg) をプロリン量 (µg) で割って相対値で算出している。

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References

  1. CC 表示-継承 3.0, Link.
  2. 中村、大杉 1988a. 筋肉内コラーゲンのラットの成長に伴う変化. 日畜会報, 59, 997-1003.

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