ファンデルワールス相互作用
other_topics/biochem_basic/bond_van_der_waals
8-21-2017 updated
- 概要: ファンデルワールス相互作用とは
広告
概要: ファンでルワールス相互作用とは
たとえ無極性とされる原子でも、その電荷は一様ではなく、微弱な正負の偏りがある。このようにして生じた正電荷と負電荷の間に生じる相互作用が、
原子に働く引力は、2 つの原子の距離が近くなるほど強くなり、
ファン・デル・ワールス相互作用のエネルギーは弱く、原子のペアあたり 2 - 4 kJ/mol である (2)。しかし、大きな分子同士が近くに存在する場合、相互作用に関わる原子の数も多くなるため、ファン・デル・ワールス相互作用は無視できないほど大きな力になる。
DNA の隣り合う塩基間の距離はおよそ 3.6 オングストロームで、これはちょうど van del Waals contact distance にあたる。この塩基間の相互作用が、DNA が 1 本鎖のときでも塩基が安定して配置される一因と考えられている (2)。
広告
コメント欄
サーバー移転のため、コメント欄は一時閉鎖中です。サイドバーから「管理人への質問」へどうぞ。
References
- GFDL, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=607808
- Berg et al. Biochemistry: 使っているのは 6 版ですが 7 版を紹介しています。