-CHO をもつ化合物の総称、アルデヒド:
構造、生合成、分解、代謝など
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このページの最終更新日: 2024/12/15- 概要: アルデヒドとは
- アルデヒドの還元性
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概要: アルデヒドとは
IUPAC 命名法では、相当するアルカンの「ン」を「ナール」に変える。HCHO なら「メタナール」であるが、通常は相当するカルボン酸基に由来する慣用名を用いる (1)。HCHO ならホルムアルデヒド、CH3CHO ならアセトアルデヒドである。
アセトアルデヒド acetaldehyde は、エタナールとも呼ばれる刺激臭をもつ無色の液体である (2)。融点 -123.5°C、沸点 20.2°C、比重 0.78761。水、アルコール、エーテルと任意の割合で混合する。
酸化すると 酢酸 になる。
アルデヒドの還元性
アルデヒド基は不安定 (活性化エネルギーが低い) であり、他の官能基から酸素を奪ってより安定なカルボキシル基 (-COOH) になる傾向がある。この反応でアルデヒド自身は酸化され、反応に関わる分子は還元される。この性質を「アルデヒドの還元性」という。
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References
- Amazon link: 岩波 理化学辞典 第5版: 使っているのは 4 版ですが 5 版を紹介しています。
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