アイオワギャンブリング課題

experiments/behavior/iowa_gambling
5-13-2017 updated

  1. 概要: Iowa gambling task とは
  2. 関係する脳領域

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概要: Iowa gambling task とは

アイオワギャンブリング課題 (Iowa gambling task)とは、カードを選択して賞金を獲得するゲームを模した課題である (1)。Orbitofrontal cortex (human, rat) などに制御される decision making の障害 を調べることができる。Bechara (2) によって 1994 年に提唱された課題である。

方法の概要は以下の通り (1I, 3I, 4)。

  1. 被験者らは、A - D の 4 つのデッキのいずれかを選び、カードを 1 枚ずつひいていく。
  2. いくつかのカードは賞金がもらえ、いくつかは罰金を払わなければならない。
  3. 2 つのデッキ (A,B) は、賞金が高いが、罰金が非常に高く、結果的に損をすることになる。
  4. 残り 2 つのデッキ (C,D) は、賞金が低いが罰金も低く、結果的に多くの擬似マネーを獲得できる。
  5. 最終的に、手持ちの擬似マネーを最大にすることが目的である。
  6. 成績は、有利な A, B の山のカードを引いた回数から、C, D の山のカードを引いた回数を除した net score で示される。


関係する脳領域

Orbitofrontal cortex (OFC: human, rat) に障害がある人は、不利な C, D のデッキからカードを引く (3I)。


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References

  1. 田中ら, 2011. ギャンブリング課題における統合失調症の学習の障害. J Rehab Health Schi 9, 11-13.
  2. Bechara et al. 1994a. Insensitivity to future consequences following damage to human prefrontal cortex. Cognition 50, 7-15.
  3. Shurman et al. 2005a. Schizophrenia patients demonstrate a distinctive pattern of decision-making impairment on the Iowa Gambling Task. Schizophr Res 72, 215-224.
  4. "IowaGamblingTask" by Original uploader was PaulWicks at en.wikipedia - Transferred from en.wikipedia; transferred to Commons by User:LjL using CommonsHelper.. Licensed under Public Domain via Commons.