イソロイシンの構造、機能、代謝:
疎水性・分岐鎖アミノ酸

aa_carbo_lipid/aa/ile
9-10-2017 updated

  1. 概要: イソロイシンとは

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概要: イソロイシンとは

イソロイシン isoleucine は側鎖が分岐している以下の 3 種類の 分岐鎖アミノ酸 の一つである。3 種類とも、動物が生合成することができない 必須アミノ酸 である。生合成経路は、植物およびバクテリアに存在する。ちなみに、動物が合成できないのは分岐の入った側鎖の部分である。


バリン, Valine, Val, V
ロイシン, Leucine, Leu, L

イソロイシン, isoleucine, Ile, I

  • 英語の発音 [ʌisəluːsiːn]
  • pK1 (COOH) = 2.3
  • pK2 (NH3+) = 9.8
  • 必須、分岐鎖

イソロイシンはロイシンの構造異性体である。構造を見ればわかるように、メチル基 -CH3 の位置が違うだけ。側鎖にも不斉炭素原子があるアミノ酸は、イソロイシンと スレオニン のみである。

イソロイシンは、1904 年にドイツの科学者 Paul Ehrlich (03/14/1854 - 08/20/1915) によって発見された。コドン は ATT, ATA および ATC である。


以下のような食品に多く含まれる (1): eggs, pork, soya beans, milk, chicken, cashew nuts and various cereal grains.


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References

  1. New World Encyclopedia. Link: Last access 2018/02/22.