ビオチン Biotin: カルボキシル基転移酵素の補酵素

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このページの最終更新日: 2024/02/14

  1. 概要: ビオチンとは
  2. 応用: ビオチンとアビジンの結合

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概要: ビオチンとは

ビオチン biotin は図のような構造 (1) をもつ水溶性ビタミンである。ビタミン B7、ビタミン H、補酵素 R などと呼ばれることもあるが、「ビオチン」という名称が最も一般的である。



ビオチンは、カルボキシル基転移酵素 の補酵素として働く。代表的なカルボキシル基転移酵素は以下の通り。

応用: ビオチンとアビジンの結合

ビオチンは、糖タンパク質である アビジン avidin と強く結合する性質がある。このビオチン - アビジンの結合は、発現タンパク質の精製など、生化学・分子生物学実験に応用されている。


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References

  1. By User:Mysid, converted to PNG by Mugu-shisai - The original image was uploaded as File:Biotin structure.svg, パブリック・ドメイン, Link