クチクラとは

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このページの最終更新日: 2024/03/13

  1. 概要: クチクラとは

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概要: クチクラとは

クチクラ cuticle とは、表皮細胞から分泌された物質で構成される膜である。日本語では「角皮」と呼ばれる。

「クチクラ」は 膜構造の総称で、特定の物質を意味する言葉ではない。生物によって構成成分は異なり、有名なクチクラには以下のようなものがある。

節足動物の外骨格

節足動物 は、体の外側に硬いクチクラの層を持っており、これが「外骨格として働く」と言える。

節足動物のクチクラは、主にムコ多糖である キチン chitin から構成される。

植物のロウ

植物 では、表皮からロウが分泌され、これがクチクラ層になる。とくに、乾燥地や海岸の植物でよく発達する。植物に光沢があるのは、ロウの寄与が大きい。



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References

  1. Dixson et al. 2019a. Cross-cultural variation in women's preferences for men's body hair. Adapt Human Behav Physiol, 5, 131-147.

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