骨の概要と目次
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このページの最終更新日: 2026/10/05広告
概要: 骨とは
骨 (bone) は、脊椎動物の骨格をつくる硬い結合組織である。ヒト成人の骨格はおよそ 206 個の骨で構成されるが、数個の個人差は珍しくない。
骨の主な機能は以下の 5 つ。
- 支持: 頭部や内臓を支え、からだの支柱となる。
- 保護: 頭蓋骨が脳を、肋骨が心臓や肺を、脊柱が脊髄を守る。
- 運動: 筋肉が付着し、関節を支点として動きを生み出す。
- 造血: 赤色骨髄で赤血球、白血球、血小板がつくられる。
- 貯蔵: 体内のカルシウムの約 99% を蓄えるほか、リンなどのミネラルも蓄え、必要に応じて血中へ放出する。
骨の基質は、無機成分と有機成分からなる。乾燥重量の約 60 - 70% はハイドロキシアパタイト (Ca10(PO4)6(OH)2) を主とするミネラルで、残りの大部分は I 型 コラーゲン である。ミネラルが硬さと圧縮への強さを、コラーゲンがしなやかさと引っ張りへの強さを与えている。
構造で見ると、骨は外側の緻密な「皮質骨 (緻密骨)」と、内側の網目状の「海綿骨」に分けられる。一見、完成したら変わらない組織に思えるが、骨芽細胞 による骨形成と、破骨細胞による骨吸収が絶えず起こり、骨は作り替えられ続けている (リモデリング)。このバランスが崩れると、骨粗鬆症などの病気につながる (用語集 を参照)。
骨に関係する用語集
骨組織にある細胞
骨に存在する細胞の種類には、主に以下のようなものがある (2)。
骨細胞 |
星型細胞とも呼ばれる。骨の細胞の 90 - 95% を占める。細胞質を長く伸ばし、互いに結合している (図、ref. 3)。
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組織の表面に存在する。骨芽細胞が コラーゲン などを分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着することで骨組織が形成される。 |
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破骨細胞 |
骨の組織を破壊、吸収することで、骨組織のターンオーバーを行う細胞。過剰に活性化すると、リウマチ、骨粗鬆症、歯周病などに伴う骨破壊の原因となる。 |
骨組織
骨膜 |
骨の表面に存在する膜。2 層構造になっており、外側に主に繊維からなる強固な「繊維層」が、内側に細胞や血管が多く含まれる「骨形成層」がある。 |
骨に関係する病気など
変形性関節症 |
関節面の骨の末端部を覆う軟骨が磨耗して起きる関節炎の一種。手、首、膝などでみられることが多い。薬物療法、理学療法、手術などが治療に使われる。アメリカでの年間患者は 300 万人を超え、非常に一般的な症状。慢性であり、基本的に完治はしない。 |
膝蓋軟骨軟化症 |
膝蓋骨の下にある軟骨が損傷した症状。この軟骨は緩衝装置として機能しており、膝の酷使によって損傷することがある。歩いたり階段を降りたりするときに痛みを感じる。 |
骨折 |
折れ方によって、以下のように分類されている。独立した評価軸が二つあるので注意。
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膝の痛み
> 膝、肩、腰の痛みに相関があるという論文 (1)。
- つまり、膝の痛みがある人は、肩や腰に痛みを抱えている率が高いということ。
- 類似の論文はたくさんあるが、この論文はバドミントンをしている小学生が対象。こんな低い年齢から相関が見られるというのは、少し驚きである。
膝の構造 (Public domain)。
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References
Zhou et al., 2021a. Epidemiology and pain in elementary school‐aged players: a survey of Japanese badminton players participating in the national tournament. Sci Rep 11, 6459.- By OpenStax College - Anatomy & Physiology, Connexions Web site. http://cnx.org/content/col11496/1.6/, Jun 19, 2013., CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=30131411
- BDB - Gray’s Anatomy of the Human Body from the classic 1918 publication available online at Bartleby.com. Coloured and modified using Adobe Illustrator., CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1210864による
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