オキソ酸とは:
硫酸、硝酸、リン酸などの酸素原子を含む無機酸
- 概要: オキソ酸の定義
- 様々なオキソ酸の構造と特徴
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概要: オキソ酸の定義
岩波 理化学辞典 第5版 (Amazon link) では次のように定義されているが、これは限定的すぎて良い定義とは言えないと思う。
中心原子 X と結合している原子がすべて酸素原子であって、酸素原子の一部または全部に水素が結合し、その水素が水溶液中で水素イオン H+ を生じて酸の性質を現わすものをいう。 |
Wikipedia では
ある原子にヒドロキシル基 (-OH) とオキソ基 (=O) が結合しており、且つそのヒドロキシル基が酸性プロトンを与える化合物のことを指す。 |
として IUPAC Gold Book を引用している。実際にリンク先を見てみると
Oxoacids (and its variants oxyacids, oxo acids, oxy-acids, oxiacids, oxacids) is a traditional name for any acid having oxygen in the acidic group. |
と全く違う表現で書かれているが、両者の意味するところは非常に近い。実際に「オキソ酸」とされる分子の構造を見ながら、この 2 つの定義について考えてみよう。追加予定。
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様々なオキソ酸の構造と特徴
References
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