カンプトテシン:
抗がん作用をもつトポイソメラーゼの阻害剤
- 概要: カンプトテシンとは
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概要: カンプトテシンとは
カンプトテシン camptotecin とは、1966 年に中国産の樹木 Camptotheca acuminata から発見された化学物質である (1)。
1985 年、この物質は
> トポイソメラーゼは、DNA supercoil を解除する酵素であり、DNA の複製に必要である (1)。
- DNA の 2 本鎖が複製のために解かれるとき、両端に supercoil が生じる。
- これをそのままにしておくと、最終的に DNA の複製は停止してしまう。
- トポイソメラーゼは、supercoil に結合し、鎖の片方または両方を切断することでそれを解放する。
- 最終的に、再び DNA を繋ぐのもトポイソメラーゼである。
カンプトテシンは、トポイソメラーゼによって作られた DNA の間隙に入り込み、トポイソメラーゼが DNA 鎖を繋ぐのを阻害する (1)。
References
- Pierce 2016. Genetics: A Conceptual Approach
: 使っているのは 5 版ですが、6 版を紹介しています。
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