最も軽い元素水素:

このページの最終更新日: 2024/12/15

概要: 水素とは

水素 hydrogen は、原子番号 1 の元素である。もっとも量の多い同位体 ¹H は、陽子 1 個および電子 1 個から成り、最外殻電子は 1 個である。最外殻電子を失って水素イオン H⁺ になりやすい。

水素原子 2 個が水素分子になる際に放出されるエネルギーは、約 100 kcal/mol である (1)。水素原子の共有結合のエネルギーと考えることができる。

水溶液中に存在する水素イオンはしばしば H⁺ と表現されるが、これは便宜上のことで、実際には水と結合して H₃O⁺ となっている (1)。

1766 年に、Henry Cavendish が亜鉛と塩酸を反応させることで発見した。同時に、燃焼によって水が生じることも発見された。

原子量	1.00784
融点	97.72 °C

2016 年ごろから流行りだした「水素水」は、どうやら抗酸化物質として水素を使うために、水に水素を溶かしたものらしい。

水素が抗酸化作用をもつことに疑いはないが、水素水の効果には以下のような疑問点が挙げられている。

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