観光情報: 金沢、飛騨高山、白川郷周辺

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このページの最終更新日: 2024/02/14

2020–2021 に観光したときのメモがもとになっている。

  1. 金沢市周辺
  2. 白川郷
  3. 飛騨高山

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金沢市周辺

金沢市は観光地としては全体的にコンパクトで、2 - 3 日を考えるのが良いと思う。金沢城公園 + 兼六園で 1 日、美術館や茶屋で 1 日、駅周辺 + その他でもう 1 日という感じ。

  • 近江町市場の店は 3 時ぐらいに閉まる。海鮮丼だけで足りない場合は、値引きされた刺身を買って帰るというオプションもある。
  • 魚がし食堂: 近江町市場では 2000 円超が通常の海鮮丼だが、ここでは 1000 円前後。ぶりしゃぶが 1000 円台で安く食べられるのは、調べた限りここだけ。ぶりしゃぶは冬季限定なので、電話で確認した方がいいだろう。
  • ぶりしゃぶが簡単に食べられるレストランは意外にない。3000 円以上出してコースにしたり、居酒屋で食べたりというオプションしかない。居酒屋は喫煙のところが多くて、あまり良い環境とは思えなかった。

金沢・近江市場の海鮮丼、のどぐろ入り (Public domain)。

金沢・魚がし食堂のぶりしゃぶ定食 (Public domain)。


金沢城

  • 火災で何度も焼けており、現在あるのは再建されたもの。石垣に多くの種類があってきれい。
  • 前田利家の立てた本丸は落雷で焼けてしまう。その後、安定した江戸時代に入ったこともあり、本丸は再建されず、二の丸などが代わりに使われてきた。現在、前田家の子孫は東京で暮らしている。廃藩置県後は公爵だったようだ。
  • 菱櫓 (ひしやぐら) は面白い。正方形でなく、柱など全てが菱形にデザインされている。
  • 玉泉院庭園は美しい。再建されたものだが、本来は石垣から流れ出る滝をもつ立体的な造形で、このダイナミックな作りは他に類を見ないらしい。

金沢城公園・玉泉院庭園と金沢城 (Public domain)。


兼六園

  • 言わずと知れた日本三大庭園の一つ。有名なのは琴柱燈籠。琴の糸を支えている琴柱に形が似ているので、この名前がある。
  • 同じ風景がないようにデザインされている気がする。園内を回ると、実に多様な景観が見られ、似たような眺めというのがほとんどない。

兼六園の琴柱燈籠 (Public domain)。


ひがし茶屋街

古い街並みを見られる。金箔ソフトクリーム、喫茶、レストラン、お土産類。

白川郷

  • 金沢駅前からバスが出ている。1 時間半ぐらいだが、冬場は雪のためもっとかかるかも。
  • 白川郷のバスターミナルには、小型のスーツケースなら 2 個入る 500 円のコインロッカーと、さらに大きい 1000 円のロッカーがある。これらが満杯の場合のみ、荷物を預かってくれる。
  • 建物のスタイルは「合掌造り」。展望台と街中の散策で 2 時間ぐらいがミニマム。食事などをしたい場合は 5 時間程度まで見込んでおくべき。高山行きのバスは夕方 6 時ごろが最終。予約が必要な場合もあるので、事前にチェック。
  • 展望台にはシャトルバスが出ている。200 円、10 分ぐらい。歩いても上がれるが、冬場は歩く道はクローズになっている。
  • 世界遺産に指定されているため、住人には制約が多いようだ。地元の人の話では、家の改築、駐車場の設置などには細かい規則があり、現代的な外見にすることはほぼ不可能とのこと。

飛騨高山

  • 飛騨高山駅と濃飛バスターミナルは隣接している。東京までは、新幹線なら 3 時間ぐらい。バスだと 5 時間以上。
  • 飛騨の里で合掌造りの建物が見られる。実際に人が住んでいないというだけで、ほぼ白川郷と同じような感じ。ちょっと遠いが駅から 20 分ぐらいで歩ける。バスはあまり本数がないが、近いのでタクシーで OK だろう。
  • 古い街並みも駅から歩きで OK。金沢の茶屋街と似た感じだが、ちょっと狭い。食べ物は茶屋街より豊富で、飛騨牛の寿司やまんじゅうなど。


飛騨の里

飛騨の里 (Public domain)。


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