包括医療費支払い制度 DPC とは
- 概要: 包括医療費支払い制度 DPC とは
- DPC の影響
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概要: 包括医療費支払い制度 DPC とは
包括医療費支払い制度 (Diagnosis Procedure Combination, DPC) とは、医療費の支払い額を設定する制度の一つである。
従来の方法である「出来高払い制度」では、医療費は診療行為ごとの点数で計算されていた。例えば、レントゲン撮影 = 何点 = 何円、麻酔 = 何点 = 何円・・・ と加算していく方式である。
この制度は、検査や処置を行うほど病院の利益が上がるという状況を作り出している。この問題に対応するために DPC が考案された。
DPC では、入院期間中に治療した病気の中で最も医療資源を投入した一疾患のみに、厚生労働省の基準に従って
これに加えて、従来どおりの出来高評価部分 (手術、胃カメラ、リハビリなど) も残されている (1)。最終的な医療費は、包括評価部分と出来高評価部分を組み合わせて算出される。
要するに、
アメリカの DPC 制度
DPC は日本の制度の名前で、アメリカでは Diagnosis Related Groups/Prospective Payment System (DRG/PPS) という制度がこれに相当する定額システムである。これに対して、出来高払い制度は Retrospective Payment Plan (RPS) などと呼ばれる。
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