床の耐荷重: 大型機器を置くときには注意する必要あり
experiments/safety/load_limit
2017/12/13 更新
- 概要
- 一般的な床の耐荷重
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概要
普段はあまり気にする必要はないが、大型機器を導入する際には
このページでは、耐荷重を考える際に役に立つと思われる情報をメモしておく。
英語では load limit, weight limit, maximum load weight などという言葉が使われる。機械のマニュアルでは、minimum floor capacity などという表現が見られる。
一般的な床の耐荷重
耐荷重の単位には、N/m2, kg/m2 などが使われる。
ネットを見てみると、建築基準法施工令85条で、事務室の床荷重は 2,900 N/m2 以上と定められているようである (1,2)。これが正しいとすると、普通の事務所なら基本的に耐荷重は
- 一般的なオフィスビルの床荷重は 300 - 500 kg/m2 が多い (2)
- 500 kg/m2、場所によっては 1000 kg/m2 (鶴岡メタボロームクラスター; レンタルラボ)
アメリカでもほぼ同じ基準のようで、"For example, a properly designed office floor can support 50 pounds per square foot" という表現がある (3)。50 pounds/square foot は 244 kg/m2 に相当し、日本の基準よりもやや緩い。
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References
- 事務所ビルの床荷重について教えて下さい。Link: Last access 2017/12/13.
- 床荷重 貸事務所探しに関する用語. Link: Last access 2017/12/13.
- How Much Weight Can a Floor Support? A structural engineer explains. Link: Last access 2017/12/13.