Liver X receptor (LXR):
コレステロール類縁体と結合する核内受容体

UBC/protein_gene/l/lxr

このページの最終更新日: 2024/02/14

  1. 概要: LXR とは

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概要: LXR とは

Liver X receptor (LXR) は、コレステロールの類縁体が natural ligand として結合する 核内受容体 nuclear receptor である。

大きく LXR-α と LXR-β に分類され、それぞれ NR1H2 および NR1H3 という核内受容体ファミリーに属する。

> 肝臓でLXR がグルコースと結合し、センサーとして働くことを示した論文 (1)。

  • グルコースが肝臓に取り込まれると、糖新生が抑制され、脂肪酸合成および脂肪輸送の経路が活性化される。HepG2 cell で、グルコースによって LXR が活性化した (リポーターアッセイ)。
  • Coactivator との FRET。Cell free 系で、グルコースおよび G6P は LXR の coactivator である SRC-1 をリクルートした。
  • Glc, G6Pは合成リガンドを濃度依存的に排除した。
  • D-グルコースが内在性 LXR を活性化し、他のリガンドとともに肝臓での遺伝子発現を制御することも動物実験で示している。

References

  1. Mitro et al. 2006a. The nuclear receptor LXR is a glucose sensor. Nature, 445, 219-223.

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