ハイブリッド・ディスジェネシス: 交配による繁殖率の低下

other_topics/genetics/hybrid_dysgenesis
7-15-2017 updated

  1. 概要: ハイブリッド・ディスジェネシス

広告

概要: ハイブリッド・ディスジェネシスとは

Hybrid dysgenesis とは 系統間の交配で繁殖率が著しく低下する現象 であり,ショウジョウバエ Drosophila melanogaster で最初に報告された。P-M system および I-R system 独立したシステムで 2 種類の報告がなされた。

P-M system では,M (maternal) および P (parental) という 2 つの系統で,M strain のメスを P strain のオスと交配させたときに,F1 に様々な異常が生じた。低い繁殖率および生存率,生殖腺の萎縮,変異発生率の上昇などである (1)。

I-R system では,I (inducer) および R (reactive) という系統で,I male と R female が交配すると F2 に八世以上がみられた (2)。


広告

コメント欄

コメントをどうぞ! (500 字まで)


このコメント欄は各ページにあるので、いつ管理人がコメントを見ることになるのか分かりません。内容について質問がある場合は、下のリンク先のフォームから質問頂ければ、早めに返信するようにします。


References

  1. Kidwell et al. 1977a. Hybrid dysgenesis in Drosophila melanogaster: a syndrome of aberrant traits including mutation, sterility and male recombination. Genetics 86, 813-833.
  2. Picard & L'Heritier 1971a. A maternally inherited factor inducing sterility in Drosophila melanogaster. Drosophila Inf Serv 46, 54.