生命の定義: 成長、繁殖および維持

organism/basics/organism_definition
2017/12/1 更新

  1. 概要: 生命の定義
  2. 生命が存在するための 4 条件

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概要: 生命の定義

生命の定義にはいろいろなものがあるが、私は以下の A Dictionary of Biology における organism の定義が良いと思っている (1)。

An individual living system, such as an animal, plant, or microorganism, that is capable of reproduction, growth, and maintenance.



理由は、この定義が他のものよりシンプルでわかりやすいためである。例えば、よく使われる教科書 Biology: Life on Earth (Amazon) によると、生物の特徴として以下の 6 点が挙げられている。

  1. Acquire and use materials and energy
  2. Actively maintain organized complexity
  3. Sense and respond to stimuli
  4. Grow
  5. Reproduce
  6. Evolve, collectively

このうち、1 から 3 は maintenance に含まれると思うし、6 の「進化」は生命の要件ではないような気がするのだ。


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生命が存在するための 4 条件

地球上で、どのような環境に生命が存在するのかを考えてみる。必ずしも生命の正義に関係する内容ではないので、状況によっては別のページを作ることにする。

生命が存在するために必要なのは、以下の 4 つの要素であるとされる (2)。これは現時点ですでに存在している生命に関しての話で、太古の地球における生命の発生を考えるものではないが、生命の発生においても必要な 4 条件であると思われる。


エネルギー
Energy

陸上では太陽光によるエネルギーは通常十分にあり、他の 3 条件が生命が分布するための律速要因となる (2)。

栄養素
Nutrients

液体の水
Liquid water

水圏においては水は常に豊富であり、他の 3 条件が生命が分布するための律速要因となる (2)。

適切な温度
Suitable temperature


地球上では、この 4 条件の偏りによって海・砂漠・熱帯雨林などの多様な生態系 ecosystems が作られていると考える (2)。生態系の概要 のページに関係する記事がある。


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References

  1. Hine (2015). A Dictionary of Biology.


  1. Amazon link: Audesirk et al. 2013a. Biology: Life on Earth.