Linux kernel についての初級者向け解説書。第 1 章「カーネルとは何か」では、カーネルの定義が与えられずに、カーネルの役割がアホみたいな漫画とともにいきなり羅列される。15 ページほど進むと、ようやく「Linux カーネルは、OS の核となる基本的かつ重要なソフトウェアです」という文章が出てくる。この導入はものすごくストレスがたまる。

1 章 Part I はかくのごとく酷いが、後半になるにつれて役立つ情報が出てくるようになる。Ubuntu 14.04 を例としているので少し情報が古いが、Linux がどのように動作しているのかを知るためには貴重な本である。コマンドの解説書ではなく、プロセス、メモリー管理などについての本。