物語,日常生活の中に潜む「無限」を考えるため,ネズミ講や千一夜物語などが語られているが,作者のエッセイというかウンチク語りの域を出ず,あまり面白くない。科学的な考察を読みたい場合には,あまりふさわしくない本だろう。

そんな中にも数学的な解説を入れている章があって,それらの章はそこそこ面白い。1 = 0.9999999... は正しいか? 微分・積分の基本的考え方などが述べられている。