理工系の卒論生、大学院生を対象にした MATLAB の本。

第 1 章は基本的な使い方、第 2 章は図の作り方で、どちらも実際のスクリプトの例がたくさん載っていてわかりやすい。後半はやや専門的になり、フーリエ変換などを用いた波形処理、モデリングツールである Simulink の使い方、MATLAB を用いたプログラミングまでサポートしている。初心者から MATLAB を使って研究データの解析をしたい人まで、幅広く使える良書である。

神経科学・イメージングの分野では、3 次元、4 次元の行列を扱うことが必要になってくるが、そのあたりのサポートはあまりない。どちらかというと工学系向けという印象だ。